講師特別対談[肝付兼太×野沢雅子]

「ドラえもん」スネ夫役で有名な肝付兼太先生、「ドラゴンボール」悟空役で有名な野沢雅子先生。これから声優を目指す人のために、お話を聞かせてくれました。
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肝付 声優という仕事は昔からありましたが「声優」という名前で呼ばれるようになったのは、20年ぐらい前からですね。
野沢 以前は俳優さんが声優の仕事を兼ねていて、俳優の仕事がない時なんか、たすかったわね。
肝付 いま活躍している声優さんには、かつての演劇畑からきている人も多いんですよ。要はしっかりとした経験者に指導を受ける…これが大事ですね。基礎ができているから、どんな役柄でもこなしてしまうし、現役としていつまででも、仕事ができるということだよね。マコさん。
野沢 これから声優をめざす人も、俳優になる基礎演習から始めたほうがいいですね。
肝付 ぼくは昔から、声優志願者の相談役なんていわれているからかもしれませんが、ファンレターにはまじめな質問が多いです。例えば、声優になるための基礎教育はどんなことをするのか?国語能力は必要か?才能があるかわかるのか?声優の収入は?アクセントを直すには?…などみんな真剣なんです。
野沢 私のところにも似たような手紙がきますね。声優になった人の話しを聞くと、学校や養成所で基礎を学び、オーディションで劇団やプロダクションに入る人が多いですね。
肝付 仕事の内容も変わってきていますね。昔はアテレコというと映画がほとんどだったんですが、いまではアニメーションが主流で番組の数も増え続けています。
野沢 現場にいると、最近は若い声優さんが多くなったなぁと感じますね。アニメ番組が増えたからでしょうね。でも、業界にとってはいいことですね。
肝付 そう、新人声優にもチャンスが増えたってことですから。これからの課題は、出演条件をさらに改善していくことと、声優自身としては、アニメ番組の人気にとらわれず、声の仕事ならどんなことでも消化できる、実力のある人になることでしょうか。
野沢 そうですね。いまの若い声優さんに特に望みたいことですね。学院でも生徒たちをそんなふうに指導していくようにつとめています。
肝付 これからの楽しみは、生徒の中から才能のある人を見つけて育てることですね。
プロフィール
肝付兼太
劇団21世紀FOX主宰。主な出演作品に「銀河鉄道999」「怪物くん」「キテレツ大百科」「ドラえもん」「セイバーキッズ」「にこにこぷん」など。最近の出演作は「アンパンマン」のホラーマン役。
野沢雅子
劇団ムーンライト主宰。「怪物くん」「ドラゴンボールシリーズ」「銀河鉄道999」等多くの作品で主役を演じる。近年の出演作は「ふたりはプリキュア」「ワンピース」「墓場鬼太郎」鬼太郎役など多数。














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